職場恋愛の障害を避けるために注意すること
社会人になると、異性との出会いの場がぐっと少なくなってしまったという方も多いのではないでしょうか。
やはり前提として『仕事』が第一になってしまうので、なかなか出会う機会が持てないですよね。
そんな中、職場にいる人を好きになってしまうことは普通のことだと思います。
職場恋愛の経験者は25%というアンケート結果もあり、四人に一人は職場恋愛経験者であるという結果も出ています。
また海外の研究では職場恋愛によって結ばれたカップルは結婚に結びつきやすいという報告もあるようです。
結婚において、どのような場所で出会うのかは非常に大切な問題なのです。
しかし、職場恋愛には様々な障害があることも多いですよね。
今でも社内規定には書いていなくても、実質職場恋愛を禁止している会社もあると思います。
また上司と部下という関係だったときはパワハラやセクハラといった問題にも気を遣わなくてはなりません。
上手くいったとしても二人の関係を隠し通さなくてはならなかったり、逆に気づかれてしまって周囲の人々から非難されてしまったりすることもあるでしょう。
逆に失恋してしまった時は気まずくなってしまい、仕事にも支障が出てしまう可能性もあります。
どうしても『仕事』が関わってくる職場恋愛。
恋も仕事も失うかもしれない、そう思うと一歩踏み出すのが怖くなる気持ちもわかります。
逆に言えばそのリスクを考えもせずに職場恋愛に踏み切るのは、やはり社会人として軽率ですよね。
ではどうしたらいいのか。
まずは周囲の状況と自分自身の置かれた立場を、しっかりと見極めなければなりません。
その上で、行動を起こすのです。
秘めたままの想いも美しいですし、仕事に恋愛を持ちこみたくないという気持ちも大切です。
ですが人生は一回きりです。
運命の人と職場で出会うこともあると思います。
自分自身が後悔しないように。
そしてなるべく相手や会社に迷惑をかけないように。
職場恋愛のポイントについて、これから学んでいきましょう!
遊びの付き合いは職場恋愛では絶対NG
男女ともに気を付けて欲しいのが、生半可な気持ちで職場恋愛に踏み出さないということです。
いわゆる『火遊び』をしないということですね。
なぜ職場恋愛で遊びをしてはいけないのか。
その理由は簡単です。
職場恋愛の場合、恋だけでなく『仕事を失う可能性』という大きなデメリットがあるからです。
これはこちらから相手にアピールする場合だけではありません。
よく知らない相手からアピールされた場合にも、同じように疑ってかかる必要があります。
職場恋愛の特性を逆手にとって秘密にしておけばわからないから、と軽い気持ちで手を出してくる人もいます。
その場合、あなたが相手を好きになったとしても、ちゃんと恋人同士になれる可能性はかなり低くなってきます。
また周囲にもし付き合いや破局がばれてしまったとき、相手から誘われたのだといっても話をどこまで信じてもらえるかはわかりません。
職場恋愛に簡単に踏み出して相手を自分の好きにしようとするタイプは、仕事を軽視しているかあなたを軽視しているかのどちらかであることが多く、真剣なお付き合いへの発展は困難です。
男女ともにこのようなタイプの人間は一定数います。
そして被害にあった方が黙ったまま会社を去ってしまうケースも、少なくはないのです。
自分自身を傷つけられないためには、自分で傷つけられないように普段から気を付けておくしかありません。
外面が良くて騙されてしまうこともあると思いますが、上手い話には裏があると思って冷静に対応するように心がけてください。
またこの事例からわかるように、相手に軽い調子で手を出そうとすると『いいかげんな人』という印象を与えてしまうことになりかねません。
あなたがもし職場の人を好きになったとき、他の恋愛と同じような気分で恋愛に挑むのは危険です。
軽い気持ちで恋愛を匂わせると、相手が真面目であればあるほど恋愛成就の確率が低くなってしまいます。
社内恋愛は地道な積み重ねと、タイミングを逃さない洞察力が大切になってきます。
軽い気持ちでは恋も仕事もうまくはいきません。
『火遊び』の罠にはまらないように気をつけて行きましょう。
職場恋愛に発展しない女性からの社交辞令で勘違いしない方法
社会人なら多少なりとも使えなくては困るのが『社交辞令』です。
しかし、この社交辞令が職場恋愛に置いては時に勘違いを生むこともあります。
男性の場合は社交辞令が女性より下手な場合も多く、女性が勘違いすることは少ないと思います。
しかし、逆に人の変化によく気が付くようなマメなタイプの男性などは例えば「髪を切ったんだね、前よりいいね」というような社交辞令を言うこともあります。
他の男性が言わない分、この人もしかして…!と思ってしまう確率も上がると思います。
しかし、そうした気遣いができる男性と言うのは誰にでも同じように言いますし、また誰からもよくモテます。
うっかり好きな人がマメな人だった場合は、告白してみるとこちらが思ったより自分に気持ちが傾いていなかったなんてこともよくあることです。
まずは自分の好きな相手がどのようなタイプなのかを見極めて、そうした社交辞令がうまく使えるタイプだったときは普通の恋愛よりも難しいというような気持ちで挑んでいきましょう。
女性の場合は社交辞令に関しては、基本的には男性よりもずっと得意です。
男性も女性同士の会話を聞いていればわかると思いますが、女性の会話は同意と褒めの連続です。
「あなたその髪型いいわね」「あなたこそ、今日はいいアクセサリーつけてるね」…男性にはなかなか言いにくいセリフがポンポンと出てきます。
会話を円滑に進ませるためにどうしたらいいのかをよく知っているのです。
つまり、男性はちょっとした女性のセリフで振り回されるのは職場恋愛に関しては危険だと思って下さい。
男性が思うよりずっと軽い調子で女性は言葉を発していることがあります。
かっこいい、やさしい、モテそうなど、全て社交辞令で口にすることが多い言葉です。
決して暴走して、自分のことが好きなんだと思い込まないことが肝心です。
社内恋愛とは仕事と直結している分、他の恋愛よりもずっと建前の部分が多くなります。
社交辞令に振り回されず、相手と自分の距離をしっかり測ることが重要なのです。
職場恋愛の難しさと面倒くさいと感じるとき
どうして『職場恋愛』は難しいのでしょうか。
直感的に、仕事をしている方ならわかると思いますが職場恋愛というのは『めんどうくさい』のです。
正しく言うならば、カップルにとっても周囲にとっても面倒くさい事態が起こる可能性が高いということになります。
職場恋愛の場合はまず制約が多くなります。
うまくいったとしてもまずはそれを周囲に公表するのか・しないのかという問題が持ち上がってきますし、秘密にした場合はかなり気を付けて日常を送らねばなりません。
公表した場合も周囲に気を使わせないように、また悪く言われることがないようにしっかりといつも以上に仕事をこなしていかなければならないのです。
また仕事も恋愛もうまくいっている内は良いのですが、もし別れてしまった時に仕事に支障が出てしまう可能性もあります。
人間はそんなにうまくはできていませんから、あっさりと割り切ったお付き合いに戻れる人の方が少数派なのではないでしょうか。
職場恋愛には必ずこうした数々のデメリットがあるということをしっかりと理解しておくこと、また仕事に支障が出ないように自分にできる細心の注意を払うことは職場恋愛において押さえておかなければいけない重要なポイントになります。
かといって、職場恋愛を鼻から諦めてしまうのはもったいない話だと思います。
職場で出会ったカップルは結婚率が高いという調査もありますし、同じ仕事をしているからこそ分かり合えて理解しあえる部分もあるのではないでしょうか。
なにより相手を好きになる心だけは自分でどうにかできるものではありません。
デメリットを超えてでも付き合いたい、大切にしたいと強く思える相手に出会えたのならば、勇気を出して一歩踏み出してみるのも必要なことではないでしょうか。
そうしてお互いを尊重して大切にし、仕事もいつも以上に頑張れるようになったら、会社にとってもカップルにとってもこれ以上良いことはありませんよね。
職場で恋愛対象にされない男性の特徴
まず男性に知っておいてほしいのは、女性たちの情報網を侮ってはいけないということです。
女性というものは基本的にはひとつもしくは複数のコミュニティに属していることが多いです。
しかも、そのコミュニティは浅く広く関わり合い、どこかで繋がりあっています。
例えばあなたが他部署の人を好きになって声をかけるとします。
相手の女性は仲の良い人に相談したり、またあなたがどのような人物なのかをコミュニティの人間に聞いたりと、あなたに対する第三者からの評価を得ようとすることが多いと思います。
ここであなたが普段、同じ部署の社員にひどく辛く当たっていたり、まじめに仕事をやっていなかったりするとその情報はあっという間に相手に伝わってしまうのです。
元々、人の悪い部分というのは良い部分に比べて伝達力が高いものです。
日ごろからきちんと行動することが、あなたの恋を叶える第一歩目になります。
また女性は『清潔感』というものに非常に敏感です。
よれよれのスーツ、洗っていないシャツ位ならまだ可愛らしいものですが、不潔感のある髪型、口臭・体臭などは百年の恋も一気に冷ます原因になりかねません。
下着の染みで恋人との別れを決心したという女性もいるくらいです、多くの女性は一度生理的に無理と思ってしまえば、再びその評価をひっくり返すことはありません。
女性がよく言う『生理的に無理な男』というのは言い換えれば『なにがあっても恋愛対象にしたくない男』と同義です。
生理的に無理な男になってしまわないように、最低限の身だしなみには常に気をくばっておきましょう。
日ごろの悪行や生活習慣…女性に断られやすい原因は、日ごろの生活にあるかもしれないということはわかっていただけたでしょうか。
見られていないだろうというような小さなことでも見ているのが、他人と言うものです。
あなたがどうやっても職場での恋を実らせることができないとき、まずは自分自身を振り返ってみることが、もしかしたら恋愛成就への一番の近道かもしれませんよ。
好きではない同僚からアプローチを受けたら
あなたに好きな相手がいたとしても、魅力的な人なら好きではない同僚からアプローチを受けることもあるでしょう。
職場恋愛でなければ軽い気持ちで二人をデートし、どちらにしようか吟味してもいいと思います。
しかし職場の場合、相手からのアプローチへの対応も自分の恋愛と同じくらい気を遣わなくてはいけなくなってきます。
対応には人それぞれ様々なパターンがあると思いますが、ここでは基本的な対応を紹介していきますね。
まずは意中の相手がいて、その相手以外考えられないというとき。
そのときにはキッパリと言い寄ってきた相手を拒絶するべきです。
曖昧な状態で放っておくと社内で噂になり、意中の人の心が遠ざかってしまうかもしれません。
逆に意中の人は諦めて、もうアプローチしてくれた人とお付き合いしようと思った場合。
この場合はあなたが明らかなアピールをしていない限り、特に問題はありません。
ただアプローチしてくれた相手に好きな相手がいたという話をするのはNG。
万が一ですが恋人が嫉妬深い場合、二人の間がギクシャクして仕事に差し障るかもしれません。
では意中の相手がいるけれども、アプローチしてくれた人もいい人で迷うという場合。
このパターンが一番多いとは思うんですが、結婚がちらつく年頃になってくると小さな可能性でもバッサリと切り捨てることはできなくなってきますよね。
だからといって、二人を両天秤にかけましてや二股をかけるというのはもってのほかです。
そこまでするのならば、仕事を辞める覚悟で挑むべきです。
中途半端な気持ちで二人に手を出してそれが元で問題が起こっても、それは自業自得です。
この場合はどちらに自分の気持ちが傾いているのか、という自分の気持ちを大切にしてみて下さい。
アプローチによりそちらに心が傾いているのなら、そちらになびけばいいんです。
仕事と同じで職場恋愛に曖昧さは必要ありません。
不要なトラブルの元にならないように、なるべく素早く決断し行動に移すことが一番大切なことなのです。
職場の人に突然告白されたら注意する事
自分の気持ちを隠すのがうまい人というのがいます。
そうした人に好意を伝えられた場合、あなたは本当にびっくりするでしょう。
正に青天の霹靂といった感じでしょうが、これが職場恋愛であった場合は驚いてばかりはいられません。
あなたの対応によっては、もしかしたら仕事に支障がでる可能性があるからです。
もし相手とお付き合いしたい!と思えたら、OKしてしまっても良いと思います。
そこまで口が堅く感情を隠すのがうまい人ならよっぽど浮かれない限り、あなたとの付き合いを周りに言いふらしたり恋愛で仕事に支障を出したりすることはないでしょう。
もしかしたらまさに社内恋愛にピッタリな性格なのかもしれません。
だからといって、黙っていてくれそうだからと遊び半分で手を出すのはもちろんアウトです。
得てして我慢強い人ほど、切れたら誰より恐ろしい敵となるのです。
あなたが相手をもてあそんだつもりでいるうちに、相手はあなたの人生ごと崩壊させてくるかもしれません。
とくに職場の場合は仕事を奪われるという最強の一手がありますから、生半可な気持ちでOKするのが一番よくありません。
またお付き合いできない、まだ付き合う気になれないというときは一旦キッパリと振るべきです。
何度か申し上げましたが職場恋愛においては曖昧な対応が一番よくありません。
お付き合いはできない、ということをはっきり伝えましょう。
基本的には相手が感情を隠すのが上手な場合、仕事に支障をきたすことはないでしょうからあなたもなるべく何事もなかったかのようにふるまった方が良いでしょう。
お付き合いするほどではないけれど告白を契機に気になり始めることもあると思います。
そんなときも今はお付き合いできないと伝えたうえで、改めて関係をはじめることをオススメします。
きっちりと関係を整理していくことによって、仕事への影響もより少なくて済みます。
また逆に浮かれてあなたが周囲に言いふらしたり、相手に上から目線で対応したりしないように気を付けることも大切です。
ゆっくりと二人の絆を深めていくことによって、誰よりも素敵な職場恋愛ができるはずですよ。
職場で視線を感じた時の対処法
どこからか視線を感じる……振り向いてみたら自分を査定している上司だった。
というのはただの職場あるあるですが、これが振り向いてみて異性だった場合は話が全く変わってきます。
相手が自分も気になっている人だった場合は願ったりかなったりですが、全くあり得ないタイプだったり付き合う気がない相手だったりすると思わずため息を吐きたくなる人もいるでしょう。
職場恋愛を全くする気がない人にとって、仕事に加えて恋愛のことも考えなくてはならないのは正直迷惑以外の何物でもありませんよね。
さて、相手がすぐに告白なりはっきりと白黒つけられるアクションを起こしてきてくれたらまだいいのですが、それすらせずにじっと見られるだけの日々が続くとあなたも嫌になってくると思います。
しかし、好きかどうかも分からないのにこちらから急に相手を振るわけにもいきませんよね。
そんなことをしてしまえば、逆にあなたの評判が地に落ちるかもしれません。
まず簡単にできる対処法は、全く視線には気が付いていないフリをすることです。
間違っても相手が見ているかどうか確認しようと、頻繁に見たりしてはいけません。
相手にも周囲にも、無用な誤解を招きます。
下手に冷たくするのも逆効果になることがあるので、とにかく好意なんて一かけらも気が付いていませんという態度を突き通すのです。
浅い好意なら全く気が付いてくれないことで、すうーと冷めていくかもしれません。
恋人がいることをアピールするのも良い方法です。
しかし世の中には恋人がいようが家庭を持っていようが平気というタイプもいます。
また職場にあなたが好意を抱いている人がいるのならば、その人との仲がうまくいかなくなる危険もあります。
ですのでこちらの方法は職場内で恋愛をする気がない方、また実際恋人や伴侶がいる方向けとなります。
なんにせよ、あなたにはあくまで大人として社会人として対応することが求められます。
またフラれる・相手にされない腹いせにセクハラやパワハラをでっちあげるなんてパターンもあるようです。
仲の良い人にだけは事前に事情を話しておく、しっかりと日記をつけておくなど自己防衛も手ぬかりなく行っておくようにしましょう。
上司から部下へ好意を伝える時のデメリットと方法
基本的には人は保守的なものですから、今ある良い関係を積極的に壊そうとすることはありません。
つまりは二人の関係が恋愛以外で定着してしまうと、その関係を壊すことはかなりの労力を要するのです。
友人、同僚…名前は色々とあるでしょうが、その中でも特に難しいのが『上司と部下』という関係です。
特に上司から部下へ好意を伝えるのは生半可なことではありません。
現在普通の会社ならばパワハラ・セクハラ問題にはかなり気を使っていることと思います。
女性相手は言わずもがな、最近は男性相手でも油断できません。
上司にとって、いわばクビや左遷に直結してくる問題と根深く繋がっているのです。
大きなデメリットをはらんだ職場恋愛の中でも特に難関でデリケートな『上司と部下』。
まずは言い寄られる方も言い寄る方も、職場での恋愛についてしっかりとした考えを持つことが必要です。
クビにならなくて、万が一上手くいったとしても付き合っていくことは簡単ではありません。
上司が部下をしかるとき、両者ともに恋人であることが全く頭をかすめないなんてことがあるでしょうか?
仕事をしていくうえで少しでも特別扱いしないと言い切れるでしょうか?
恋愛と仕事を切り離せない人間は、絶対に職場恋愛に向いていません。
特に上司のひいきなどは職場全体の指揮を下げる原因にもなりかねません。
逆に部下の立場から言うと、簡単に部下や後輩に手を出そうとする人間は全く信用できないと思って下さい。
何年もかけて二人の信頼関係ができているならまだしも、一年目の新人に手を出すような人は少なくとも社会的には「おかしい」のです。
その上司は仕事始めで不安に満ちているあなたを騙そうとしているようなものです。
性別問わず、まだ関係の浅い上司や先輩に言い寄られたときはまず相手を疑ってかかるべきです。
まともな常識と責任感があれば、年若い社員に手を出そうとしません。
もし相手を自分も好きになったとしても、歳の割に成熟していない自分勝手な人間とはたして長く続くでしょうか。
上司も部下も、軽い気持ちでお付き合いしては仕事も何もかも失うことになりかねないということを覚えておきましょう。
職場恋愛の大きいメリットってなに?
人柄がよく能力のある人間は、職場での評価も高いものです。
しかし人間と言うのは難しいもので、社外で仕事ができるアピールをする人ほど仕事ができないなんてこともよくあるものです。
仕事以外ではふわふわと楽に過ごしている相手が、実は仕事だと才能を発揮してバリバリ働いているなんて逆パターンもあります。
仕事が全くの別業種だった場合など、相手の話からではどれくらい仕事ができるのか全く想像がつきませんよね。
特に仕事ができない人ほど、仕事をしているように見せかけるのもうまかったりして厄介なことこの上ありません。
結婚してみたら相手は職場で嫌われ者だった、なんて悲しい事態だけは避けたいものです。
職場恋愛の大きなメリットはここにあります。
ありのままの相手を自分の目で観察できることです。
遊びやデートで一生懸命になれても、仕事には一生懸命になれないなんてタイプを見抜けずに一生苦労することもなくなるのです。
また職場が同じだと、飲み会なども多くあり日ごろの相手の行動や金銭感覚もそれとなくチェックできます。
よく同僚にお金や物を借りて返さないなんて悪癖も、同じ職場なら一発でわかります。
自分のことも相手に伝わってしまいますが、逆に言えば付き合い始めてからのマイナスイメージなギャップは普通のカップルよりずっと少なくなるはずです。
他の恋愛よりずっと長く同じ時間を過ごすことによって、相手への理解・自分への理解が進むというのはその後付き合っていくうえで大きなアドバンテージになります。
デメリットも多く、気を使いがちな職場恋愛ですが結婚にもつながっていく大きなメリットも存在するのです。
付き合う前の段階から相手をよく知ることができるわけですから、職場恋愛からの結婚は上手くいきやすいというのも納得ですよね。
仕事は世界にいくつもありますが、あなたが好きな人は世界に一人しかいません。
もしあなたがこの人しかいないと思えた時は、職場恋愛に思い切って踏み出してみることをオススメします。
積極的に幹事になってイベントで片思いの人に近づく
会社が一緒といっても、仕事中の相手に露骨な恋愛アピールをするのは社会人失格です。
ではどこでアピールをすればよいのかというと二人きりで出かける仲でない場合、仕事外のイベントの時になると思います。
特に違和感なく開催できるのが『飲み会』ですよね。
ぜひ積極的に幹事になって飲み会などのイベントを企画・開催してしまいましょう。
飲み会を開催するメリットは、飲み会のときだけではありません。
もし相手も飲み会などのイベントが好きなら、思い切って協力を持ちかけましょう。
お店を決めるとき、会費を集めるなどの事務作業などを行うことによって、二人でいる時間が増えていきます。
飲み会のときも飲みすぎず、しっかりと仕事をこなしてアピールしましょう。
また大き目の飲み会を会社で開催することになったときも、迷わず相手を誘って幹事に立候補してみてはいかがでしょうか。
飲み会がうまくいったら、二人だけの打ち上げに誘ってみたり、お礼のお食事に誘ったりとデートの口実を増やすことができますよ。
飲み会を開催したりするのが苦手でも、相手が飲み会を企画した時などには積極的に手伝いを買って出る積極性は必要です。
むしろ相手がぐいぐいと周りを引っ張っていくときは、サポート役に徹した方が良い場合もあります。
また日ごろ二人とも幹事をしないタイプだというときは、積極的に引き受けたことで上司からの評価が上がることもあるかもしれません。
なんにせよあまりデメリットもなく、また会社のためにもなる方法なのでどんどんトライしていきましょう。
飲み会に限らず、会社のイベントなどもどんどん企画したり協力したりするのは良いことです。
とにかく相手と一緒にいることができる、何かすることができるチャンスを逃してはいけません。
職場恋愛はアピールチャンスが多いように思いますが、意外に少なく決め手にかけるものです。
数少ないチャンスをしっかりと掴んで、相手の好感度を上げられるように努力していきましょう。
職場恋愛 を禁止している会社もある
今更『社内恋愛禁止』『職場恋愛禁止』なんて時代錯誤な…と思われるかもしれませんが、何事にも大体原因があって結果があります。
会社が職場恋愛を許容しないのにもそれなりの理由があるのです。
何も考えずに会社のルールを頭ごなしに否定して好き勝手するのは、良識ある大人の行動とは言えません。
なぜあなたの会社で職場恋愛が禁止なのか、少し考えてみましょう。
まず大きな理由は職場恋愛によって会社が損害を被る可能性があるからということが挙げられます。
実は迷惑な職場恋愛カップルに煮え湯を飲まされたという人も少なくないのではないでしょうか。
かくいう筆者も会社勤めの時に職場恋愛の不倫カップルにはかなり困惑させられたことがあります。
本人たちは隠しているつもりでも基本的にはバレバレでしたから、こちらはいちいち気が付いていないフリをしなくてはならないのも辛いところで、無駄に気を使いました。
また仕事中に女性の方が泣き出してしまうこともあり、そのときは周囲もてんやわんやで仕事が全く進みません。
結局、最終的には女性の方が会社を辞めてしまったのですが、社内は最後まで気まずい空気でした。
社内恋愛禁止の会社ではありませんでしたが、こういうことがあると周囲の人間は禁止にしてほしいとうっかり思ってしまったりします。
周囲にすぐにばれるようなあからさまな付き合いや迷惑をかけるような恋愛だと、職場全体の指揮が下がることもあるのです。
実際に泣いていた女性社員は仕事の効率もガタ落ちでしたが、それを注意しようにも上司が恋人という悪循環ができあがっていました。
また女性社員が辞めてしまったことで、会社はまた費用をかけて新たな人員を雇わねばなりません。
以上のような状態になったときに会社に職場恋愛禁止の規則があれば、会社側がこの問題に介入することができます。
会社が積極的に入っていけば、もしかして女性は退職しなくてもよかったかもしれません。
つまり、会社は職場恋愛をただやみくもに禁止しているだけでなく、職場恋愛でもし揉めてしまった時に会社が最悪の事態からあなたを守ってくれる可能性もあると考えてみると良いと思います。
どんな会社もしっかりと周囲に隠し通して恋愛と仕事を分けられるタイプなら多分規則違反がばれても問題なしと判断してくれるのではないでしょうか。
なんにせよ、やみくもに規則に反発せずに節度を持って行動することが大切です。